ダイビング
紺碧の世界へ:美しい海洋生物と出会うまたとない好機
半日または1日のサファリツアーに参加して、美しい海中世界を眺めてみませんか。 まず高速艇に乗ってダイビングスポットまで行ってから、海中散歩を始めましょう。美しいだけでなく、近海では見られない生き物がたくさん生息しています。 ナラドゥ周辺だけで有名なダイビングスポットが35ヵ所ほどあり、水温が高くて透明度も抜群なので、認定ダイバーにとってはこれほど見どころが豊富な場所はありません。 一方、初心者の方はディスカバー・スキューバダイビングの入門コースで海中世界のすばらしさを味わったり、PADI認定コースを受講することができます。
主なダイビングスポット
ココティラ
滴の形をしたサンゴ礁で、南マーレ環礁でも最高度にスリリングなダイビングスポットです。 イソマグロやオニカマスといった海洋生物が豊富なことで有名な「ジャックスコーナー」には水深23メートルの海底洞窟があり、ウミトサカの群体やギンガメアジやフエダイの群れを見ることができます。
クダギリの難破船
初心者や難破船の愛好家にとってはたまらないスポットで、魚の隠れ場所になる穴や凹凸がたくさんあるので、様々な海洋生物が生息しています。 難破船はディグフィノールの西方の海中に沈んでいて、鉄製の船体は保存状態がよいので、カミソリウオやリーフフィッシュ、ウミウシなどがたくさん隠れています。
グライドゥ・コーナー
ウミガメ、オグロメジロザメ、トビエイなど、一帯に生息する多種多様な海洋生物を観察できる唯一無二のダイビングスポットです。 満潮の時間帯でも干潮の時間帯でも、決して失望することはありません。
サンデューン
海中に顔を出した砂の島で、7月から9月までの離岸流が多く発生する時期にマンタが集まってきて、周囲に広がる海底の砂の丘を泳ぎまわる様子を観察することができます。 離岸流のために視界が15メートルほどしかありませんが、海底の地形が独特なので見逃せないスポットとなっています。
ミヤル・ファル
フシディグガル・ファルの南端に位置し、サメの生息地として知られています。水深17メートルの地点にある庇状の岩の周辺に、ヨゴレザメ、オグロメジロザメ、トビエイ、巨大なナポレオンフィッシュなどが生息しています。 さらに深くまで潜ると、トラフザメが海底の砂の上に横たわっているところが見られます。その様子は何とも優美で、威厳に満ちています。